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先輩音楽人に聞け!_第19回岡井 大二インタビュー
★売れる見込みのヒントとは?

■売れる見込みとはたとえばどういう風に決まっていくのですか?

これ、日本の音楽業界、昔からそうでしたが、二番煎じを狙うことって多いんです。

たとえばアメリカで売れてきたものをいち早く日本でちょっとカタチを変えてやるんです。 冷静になって考えるといっぱい思いつきませんか?

■たしかに。山のように思い浮かびますね。

そうなんです。思い浮かぶってことは二番煎じが日本ではいっぱい売れていたという証拠でもあります。

■なるほど、すると現在はその若者がやっていることをそのままやらせてデビューというのは難しい時代なのですね。

バブルの頃なんかはいっぱいデビューしてたけど、今は厳しいですね。

でも決してマイナス面だけではないんです。 昔はヒットチャートを重視していましたが、今はそれがなんか古くさい感じも出てきています。 売れてる売れてないじゃない面が重視される傾向も出てきてます。

そのひとつは世間の評価。 こっちのほうがチャートより重要だったりしてきていますので。

■では今、若い人たちにアドバイスするのならどういうことになっていくのでしょう?

こういう時代ですから、目の付け所を鋭くして、それで注目を浴びる存在になることでしょうか。

すでに流行っていることをやっても遅い。 これから流行ることをやるということですね。

■つまり会社が欲しい人材はそれをやっている人というわけですね。

そういうことです。
やっていてなおかつ誰よりも素晴らしい。

そして多くの人に認められている存在で、揺るぎない自信に満ちあふれていることが必要ですね。

■こうなってくるとまさに甲子園のスカウトみたいな感じですね。でもそういう存在になればスカウトに来てくれるんでしょうか?

噂は耳に入ると思います。
逆に言えば、噂にならない人はそれまでですから。プロって仕事なんでアマとは違います。

自分が生活できればいいのではなく、会社の社員の生活もあるのです。 それを若者は自分が食わしてやっていることになるのかと思うなら向いてない。 その若者は会社があって初めて世間に紹介され曲が発表されています。

その若者だけでは絶対にできない数々の壁をこちらが乗り越えさせて行く。 それにはいろんな分野のプロが関わります。 本人が気が付かないアドバイスもするし、お金も掛けます。

プロデューサーは自分が思いつかなかったアイデアを付加してくれる。 それによって表面上はガラッと変わってデビューとなります。 だけど本質が変わらなければその人はその人です。 大切なのは本人の才能です。

■たしかにスポーツのプロでもコーチがいたり、プロモーターがいたり、周りがあってはじめてその人が試合に出ていますね。ではスカウトみたいな人が話しかけてきた時の注意点はありますか?

活動していればスカウトでなくとも、いろんな人がもっとこうしたほうがいいとか、ここはダメだとかアドバイスをしてくるでしょう。

大切なのはそう言ってくる人が大丈夫な人なのか見極める力を持つことです。 若いうちは本当に世間知らず。 優しく近づいてくる大人の意見を聞いてしまいがちになります。

でもその人、何の仕事をしているのか?
魚屋さんかもしれないし、八百屋さんかもしれません。 別に何の職業でもいいんですが、その人の意見が合っているかどうかではなく、何をしてくれるかなんです。

自分に必要なアドバイスはもらってもいいですが、その人について行くのはだめです。

■ただ言いたいだけという人が多いと?

そうですね。意見を言いたいだけの人は付いて行かないほうがいいんです。 それよりもちゃんとリスクをしょってくれる人かどうかです。

■どうやって見極めればいいのでしょうか?

あなたのアドバイスを全部やったら、人生投げ打って私を売り出してくれますか?

これを聞けば言いたいだけの人は逃げ出します(笑)。
本当のスカウトは誰を扱っているとか、ちゃんと自らの所在まで明らかにしてきますので。

さらにいい人は今の君のままでは売り出しても売れる自信がないとか教えてくれます。 音楽業界にいる人はそもそもは音楽好きですから。 会社では扱うことはできない音楽を実はよく聴いていたりとかね。

■つまり、先ほどの会社の商品の話ですね。

そう。いいことをやっているけど、商品としては売れないことをわかりやすく説明してくれるという人もまれにいるかもしれません。

■そういうスカウトが全然来ない場合はどうでしょう?

スカウトされない存在だと謙虚に受け止めてください。 ポピュラー音楽の評判、大衆性を目的にしたいという気持ちがあるなら謙虚に受け止めるべきですね。

■たとえば二番煎じではなく、本当に自分がこれしかないと思って真剣にやっている人はこれからどうすればいいでしょうか?

これが今はいい時代なんです。 昔はネットが無かったので、本当にチャンスが無かったんです。 今は誰でもネットが使えますから。

二番煎じしか売らないんだってよって時代のせいにする人はきっとなんでも誰かのせいにしている人でしょう。 そこを覆すにはやはり実力が必要だってことです。

■ネットからでもやっていけるわけですね。

これからは総合的な判断力が求められますね。 ただ曲を作って歌うだけではどうかなって。

たとえばネットでまぐろを売ろうとするのは難しいけれど、まぐろアイスクリームならあたるかもしれない(笑)。 そういう意味では面白いものをネットで出したら売れる可能性はあるわけです。

極端な話、日本のレディ・ガガみたいな人の頂点でなおかつプラスのオリジナリティが強力にあればネットでもまだ火がつく可能性があるけれど、ガガのまねではだめ。 もう遅いわけです。

■なるほどネットがあるにせよ、そこでも目立つことが求められてしまう。正統派はきびしいですね。

そうですね。俺のロックは最高だ。だから世間のみんなも俺のロックを気に入ってくれるはずだ。という最初に言った話に戻って行きますね。

ただ、大手で売ってもらうことだけが音楽で生きて行く道という時代ではありませんので、これからの音楽シーンを面白くしてくれるのはもはや若者たち。

思いもよらなかった方法で次のシーンを作り出す先駆者が出てくるかもしれませんね。



今日はありがとうございました。



□ 荻窪ルースター
http://ogikubo-rooster.com

本物に会いに行こう!!@荻窪ルースター
TEL:03-5347-7369




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