★そもそものラテンの陽気な音楽に対して自由なアドリブが加わるわけ。
だからもう楽しさは倍増しちゃう。
■うーん、やっぱり音楽はリズムなんですねー。
で、ジャズと融合したのはいつごろのことなんですか?
1940年代。 あ、俺、生まれてないけどね(笑)。
なんでもキューバ音楽がニューヨークに入ってきてジャズと出会ったらしいんだ。
で、ディジー・ガレスピーってトランペッターの人がいて「マンテカ」って曲作ってね、ラテンジャズがどんどん発展していくようになったっつー話だよ(笑)。
■ジャズも時代によって変化していったようにラテンジャズも発展していったんですね。
ところで今、私はラテンジャズって言うと2種類あるような気がするんですが…。
あー、うん、そうだね。
えーと、そもそものラテンに近いものと、ジャズ寄りになっていったものとがある気がするってことかな?
■はい、その通りです。
そもそものラテンに近く感じているのはサルサだね。きっと。
サルサは陽気なダンスミュージックだし、昔のディスコ、今のクラブみたいにサルサのクラブも世界各国にあるみたいだね。
もちろん日本にもあるし。ライブでも踊れる。
普通のポップスとか有名な曲をサルサのアレンジにして演奏したりすることもよくあるから、誰でもすぐに親しめるよね。
その一方でジャズ寄りになっていると感じるものは踊るというよりは聴かせる感じなのかな。
難しいアレンジとかあったりするけど、そっちも魅力がいっぱいあるよね。
抜群の演奏力でがーんってやったらさ、やっぱかっこいいもんねー。
■ではラテンジャズの魅力って言うとどんなところでしょうか?
やっぱり陽気な感じがするよね。
リズムも面白いし。で、やっぱりジャズってついてるからにはジャズの要素がま面白いんだ。
ジャズって即興、つまりアドリブがあるじゃない。
これって演奏者によって、あるいはその日によってまったく変わるし、自由なんだよね。
そもそものラテンの陽気な音楽に対して自由なアドリブが加わるわけ。
だからもう楽しさは倍増しちゃう。
で、演奏している方も聴いている人も楽しくなれる。
魅力はそういうところじゃないかな。
「私は詳しくないから」とか「難しそう」とかそういう心配はいらないよね。
■話を聴いているだけでもわくわくしてきますね。
最後に、入門編としておすすめというとどうでしょうか?
そうだねー。イラケレってグループはマストだね。
あとミッシェル・カミロってピアニストのアルバムもぜひ。
日本だとオルケスタ・デ・ラ・ルスとか、熱帯JAZZ楽団とかね。
いろんなスタイルがあるからあれこれ聴いてほしいですね。
おっと、忘れちゃならないこの私、モヒちゃんもね(笑)。よろぴく、よろぴくー!
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